\8月31日(野菜の日)に寄せて/
ECサイトやスマホアプリを通して、新鮮な野菜が届く野菜通販サービス。
重い荷物を家まで運ぶ手間や、買い忘れがないなどの便利な面が多くある上、最近は定期サービスがフレキシブルに進化し、お気に入りの生産者と出会えるオンラインマルシェなど購入チャネルも拡がって、より魅力的になっています。
今回は野菜の通販サービスを使っている人が、どんなところに魅力を感じ、暮らしに活かしているのか、その理由を5つにまとめてお伝えします。
理由1.ふだんの食事が健康的に
旬の野菜は1年の中で最も美味しい時季の食材というだけでなく、栄養満点。
たとえば夏野菜には汗で失われた水分とミネラルを補充する栄養素が含まれていたり、冬野菜には体を暖める作用のある野菜が多く収穫されたり。旬の野菜をいただくことは、季節に合った健やかな体づくりにつながります。
野菜通販サービスには、そんな旬の野菜を定期的に届けてくれる「野菜ボックス」が存在します。
ボックス内の野菜を美味しく調理するレシピも大体ついてくるので、作り方にも悩みません。
届いた野菜を調理しては食べ続けることで、自然と健康的な食生活に変わっていきます。
理由2.見かけない野菜と出会える
毎日近所のスーパーにばかり買い物に行っていると、メニューがマンネリ化しやすくなります。
食材通販サービスには、レストランで扱われるような珍しい野菜や、ポピュラーな野菜でも変わった品種のもの、さらにサービスによっては、そこでしか買えないオリジナルの野菜もラインナップされています。
さらにラクちんなのは、自分で出向いて探し歩かなくても大丈夫、ということ。定期宅配の野菜ボックスに、レシピつきで入っていることも多いのです。
「こんな食材があるんだ!」
「見たことがない、おいしそう!」
など、キッチンや食卓での新しい発見にもつながります。
通販で野菜や果物に詳しくなったら、ふだんのスーパーの売り場でも目新しい野菜に気付けるように……という良い変化も訪れます。
理由3.買い物や献立の手間が省け時間に余裕
野菜通販サービスは、家まで食材を届けてくれるので買い出しの手間が省けます。やるべきこと、やりたいことを頑張っているうちに、冷蔵庫の野菜室はスカスカで、どうしたものか……という困った事態を防ぎます。
さらに、新鮮な採れたてで、農薬を気にせず皮ごといただける有機野菜など、栽培法にもこだわりのある野菜が多いので、シンプルな調理法と味付けで美味しくいただけます。
サービスによっては、献立の提案やミールキットなど、短時間で簡単に作れるメニューがたくさん用意されていることも。
仕事が忙しい、共働き、子供が小さい、介護が必要な人がいるなど、忙しくて買い物や献立に時間を割きにくい人の生活に、余裕をもらたしてくれるのです。
理由4.野菜の値段が比較的安定している
野菜は農産物です。
天候によって成長や収穫が妨げられると出荷量が減り、値段が高騰することが多々あります。
そんな中、野菜通販サービスは、生産者とサービス側があらかじめ値段の設定を在る程度していることが多く、値段の乱高下はスーパーほど激しくありません。
生産者から直接購入するサービスも、「高いと売りにくい」という市場原理から良心的な値付けが基本となっています。もしも高値の場合も、その理由が示されている場合がほとんどなので、納得しながら購入できます。
また、野菜通販サービスが行っている「農家応援企画」などに参加している場合は、もし収穫が少なくても優先的に配送してもらうことができます。
理由5.親しい人へ気の利いた差し入れにも
野菜通販サービスは、申し込んだ人とは別の住所にも食材を送ることができます。
自宅にいる時間が増え食への関心も高まる今、新鮮で栄養価の高い通販野菜は、なかなか会えない友人やお世話になった方への差し入れになるのです。
離れて暮らす子供や家族に「美味しいものを食べてほしい」という思いから定期的に旬の野菜ボックスや、季節の果物などを送る方もいます。
「贈り物」とまでは言えない、素朴な、でも季節の移ろいに沿った、気の利いた差し入れができるのは、農産物ならでは。
「美味しかったよ」の連絡をもらったり、どんな調理法がいいか相談したり。ほっこりとしたコミュニケーションを楽しむきっかけに、美味しい野菜が一役買えるのです。
「まんぷくベジ」では、2021年の「野菜の日」を期に、野菜通販をみなさんが利用しやすくなるための新コーナーを始めます。
さまざまな記事とともに、人それぞれのライフスタイルや好みに合った通販サービスを整理してご紹介していく予定です。お楽しみに。