〜「まんぷくベジ」がオススメする本〜
野菜を美味しく食べたい人へ、シェフや料理研究家、農業などに携わる専門家と出版社
が丹精込めて作った新刊書籍をご紹介するシリーズです。
素敵な一冊が、私たちに幸せな食を導いてくれますように……。
著/文 平野由布
発行 徳間書店
定価 2000円+税
書店発売日 2021年8月21日
▪︎出版社より
山梨県甲府市中央商店街にあるカフェ「Fluunt KOFU(フルウント甲府)」は、VEGETARIAN AWARDSにも2年連続でノミネートされるなど、日本各地や海外からも足を運ぶ人もいるほどの人気ヴィーガン店です。
本書は「Fluunt KOFU」のヴィーガン料理のレシピ集。肉類、魚類、卵、乳製品は不使用でありながら、カフェのコンセプトである「100%植物性の食事でワクワクする」レシピを91メニュー収録! 大豆ミートのおいしい戻し方やベジブロスの作り方、フルウント自家製調味料も収録。
著者プロフィール
平野由布 (ヒラノユウ)
山梨県出身。小さなころから大の料理好き。レストランを開くことを夢見て上京し、調理師専門学校で学び、都内のフレンチレストラン勤務。食材との付き合い方や都会での暮らしに疑問を持ち始めていたころにマクロビオティックと出会い、深い哲学と思想に衝撃を受ける。その後、リマ・クッキングスクールに通い、師範科を修了。焼き菓子の注文販売やイベント出店を経て、2009年に実家で家族と共に農カフェ「hakari」をオープン(カフェは10周年の節目にクローズ)。2016年に脱サラした夫と甲府の中心街でFluuntKOFUをオープン。「ヴィ―ガン料理は世界平和につながる」と信じ、ひとりでも多くの人に楽しんで取り入れてもらえるよう、カフェの運営だけでなく、料理教室やメニュー開発など、幅広く活動中。
Chapter1 家庭で気軽に楽しむ ヴィーガン料理の基礎知識
Chapter2 大人気のヴィーガンメニュー
■ある日のフルウントボウル
■車麩カツバーガー
■ナムルごはん
■大豆ミートソースと米粉ホワイトソースのラザニア
■味噌&塩麴バーニャカウダ
ほか
Chapter3 定番ヴィーガン食材 大豆ミート&車麩&おからこんにゃくを使った絶品レシピ
■大豆ミートのキーマカレー
■車麩のカルビ風
■車麩のてりやき
■おからこんにゃくのエスカベッシュ
ほか
Chapter4 ボリューム満点! 主菜おかず
■大根のスパイストマト煮
■キャベツのステーキ
■にんじんのフライ
■米粉ホワイトソースのマカロニグラタン
ほか
Chapter5 和ヴィーガンレシピ
■炒り卵風豆腐と大豆ミートそぼろの二色丼
■ひじきとドライトマトの煮物
■豆腐のからあげ 青ねぎ花椒ソース
■切り干し大根入り大根餅
ほか
Chapter6 お腹いっぱいでももたれない! 麺類&ごはんもの
■いちじくとソイカッテージチーズのカッペリーニ
■もずくとチアシードのそうめん
■ベジブロスのフォー
■ベジパエリア
■ひよこ豆のココナッツトマトカレー
ほか
Chapter7 サラダ&副菜
■ヴィーガンドレッシング
■れんこんとひじきともち麦のサラダ
■バルガーウィートのタブレ
■ヴィーガン料理のアクセントになるタレ
ほか
Chapter8 野菜の旨味が溶け出す ベジスープ
■豆乳ミネストローネ
■大根ポタージュ
■ビーツの味噌スープ
■レンズ豆とレタスのスープ セーボリー風味
ほか
Chapter9 罪悪感ゼロのヴィーガンスイーツ
■クレームダンジュ
■マリトッツォ
■バナナと紅茶のパウンドケーキ
■味噌とおからのグリッシーニ
ほか
Chapter10 ヴィーガン食材&ハーブ・スパイス便利帳
ニュートリショナルイースト/フラックスシード/カメリナオイル/ブラックソルト
フルウントでよく使う ハーブ&スパイス事典
▪︎「まんぷくベジ」スタッフも読みました。
「ヴィーガン料理食べたことはあるけど、自分で作るのは手間がかかりそうだなぁ…」というイメージがありましたが、その不安を覆してくれるレシピ本です。
ヴィーガンを苦に感じさせない工夫とアイデアが沢山詰まっていて、全部試してみたくなりました。
私が気になったのは、こちらの「海鮮チラシ寿司」のレシピ。
この海鮮チラシ寿司のレシピをぜひ見てもらいたい…!
〇〇をこういうふうに代用しちゃうの!?と、新しい野菜の可能性を発見をしたような気がします。
それに、すごく簡単。思っていた以上に、普段の料理とあまり変わらないかもと感じました。
ヴィーガン料理は好きでも、自分で作るという発想がなかった「まんぷくベジ」スタッフ。
このレシピ本を機に、挑戦してみようと思います。
ヴィーガン料理におすすめの食材カタログやハーブ、スパイスも紹介してくれているので、ヴィーガン料理に始めて挑戦したい方から、おもてなし料理を作りたい方にもおすすめできる1冊です。