〜「まんぷくベジ」がオススメする本〜
野菜をおいしく食べたい人へ、シェフや料理研究家、農業などに携わる専門家と出版社が丹精込めて作った新刊書籍をご紹介するシリーズです。
素敵な一冊が、私たちに幸せな食を導いてくれますように……。
著/文 若山曜子
発行 家の光協会
定価 1,500円+税
書店発売日 2021年11月17日
▪︎著者プロフィール
若山曜子(ワカヤマ ヨウコ)
東京外語大学フランス語学科卒業後、パリへ留学。ル・コルドン・ブルー、エコール・フェランディを経て、パティシエ、グラシエ、ショコラティエ、コンフィズールのフランス国家資格(C.A.P)を取得。パリのパティスリーなどで経験を積み、帰国後はカフェのメニュー監修、雑誌や書籍、テレビでのレシピ提案などで活躍。自宅で少人数制のお菓子と料理の教室を主宰。著書に『至福のチーズレシピ』、『少量でもおいしくできるはじめての梅しごと手帖』(ともに家の光協会)など多数。
▪︎出版社より
野菜の風味、甘みが引き立つ蒸し煮・煮込み・無水調理。
人気料理家の若山曜子さんが教える、野菜がたっぷり食べられるストウブレシピ。
ふだんから「ストウブで作ると野菜がおいしくなる!」と実感している若山さん。
ストウブ鍋の得意技、素材のうまみを閉じ込める「蒸し煮」と、保温性を生かした「煮込み」の料理を中心に紹介します。無水調理も可能で、食材の味が引き立ちシンプルな味つけでもとびきりおいしく食べられます。
少ない食材で作れるおかずや、見栄えのする簡単なごちそうなど、おしゃれで気軽に作れるレシピを揃えました。
※本書はすべてのレシピで直径20㎝のピコココットラウンドを使用しています。
▪︎「まんぷくベジ」スタッフも読みました。
日々料理をするようになって、だんだん火の扱いに慣れてきた中で、実感したことがあります。「鍋を変えると味も変わる」、料理好きの母の一言です。
憧れの鍋、ストウブ。ビストロで出されるたびに、そしてInstagramなどのSNSで見かけるたびに、「いつか私も」「でもまだ今じゃない」と思ってきましたが、この本でノックアウトされました。
野菜をたっぷり、おいしく、そして気分良くいただくのに、ストウブはぴったりなんですね。
本書のレシピは、「野菜」「肉+野菜」「魚介+野菜」「ご飯」の章立てで、中でも野菜の蒸し煮が多めに紹介されています。
著者の若山曜子さん、きっとお野菜好きなのですね。
ストウブを持っている方はもちろん、シンプルに旬の野菜の良さを目一杯楽しみたい方もぜひ読んでみてください。わが家のテーブルの真ん中にストウブに入った野菜の蒸し煮がある……そんな想像が膨らみます。