直径約7㎝、高さ約7㎝。まるで切り株のような姿をした「さつまいものてんぷら」。
焼き芋の皮のような揚げ色がついた外側と、カットして現れる黄金色の果肉。食べやすいように1/2または1/4サイズで提供される塊を頬張ると、薄づきの香ばしい衣のカリッとした食感に続き、内側からふわりと立ち上る湯気と香り、そしてあのほくほく感! さつまいもの濃厚な風味と上品な甘みが口中に広がります。
ビジュアル、香り、味、ともにインパクトのある一皿。これは、魚介が中心であった伝統の江戸前天ぷらに、積極的に野菜を取り入れ、野菜の天ぷらを主役級にまで高めた「てんぷら近藤」の主人、近藤文夫さんのスペシャリテです。