生み出されてからおよそ16年間、ランチにもディナーにも、コースに必ず組み込まれる一皿があります。それがフレンチの料理人、市川知志オーナーシェフによる野菜料理「山梨県産 有機自然農法の野菜達 28〜30種の盛り合わせ」。
色とりどりの野菜たちが、まるで宝石のように並んだガラスのプレートが目の前にサーブされると、誰もが思わず笑顔になり、目を輝かせます。そして、どれからいただこうかと心躍らせながら迷うのです。
これは2002年に独立して最初に手がけた「白金シェ・トモ」、そして2009年開店の「銀座シェ・トモ」のスペシャリテ。 “あの野菜料理、食べに行きましょうよ” と連れ立って来店するお客さまも多い逸品なのです。これほど長い間、愛され続けるこの一皿の魅力に迫ってみましょう。