全国の農家さんや漁師さんから、食材を直接購入できる産地直送サイト「産直アウル」。サイトで商品を購入すると、作り手自らが購入者への発送も行うので、鮮度のいいまま食卓で味わうことができます。商品によっては、早朝収穫したてのものを、その日のうちに発送してくれる場合も。そこで、産直アウルならではの取り組みと、これから旬を迎える野菜&作り手さんをご紹介しましょう。
生産者さんと1対1でつながる楽しさ
国内で生産される農水産物は、卸売市場や小売業者など、複数の流通事業者を通して販売されるのが一般的。このルートで販売する場合は、さまざまな規定があり、品質がどんなに優れていても、私たち消費者に届かないことが多いのです。
たとえば、生産者さんがこだわって作った野菜でも、少し形がいびつだったり、ちょっと傷がついていたり……。それだけで、その農水産物は販売できないのです。でも、それってとってももったいないですよね。
形はいびつでも品質のよいもの、おいしいもの、珍しいものなどを、生産者の声も添えて直接どこへでも届けたい。このような地域生産者が主体となり、食から持続可能な世界を作りたい……。そんな思いから、産地直送サイト「産直アウル」はスタートしました。
産直アウルのサイトで買い物をしているとよくわかりますが、たくさんの生産者さんが登場します。顔が見えるうえに、作業している様子も写真から伝わってくるはず。購入する野菜を、どんな人が作って、どんな思いをもっているのかを知ることは、安心感にもつながりますね。気になる商品を選択すると詳しい説明があり、おすすめの保存方法や調理法がのっています。
また、生産者さんがより身近に感じられるのが、1対1のトーク機能。商品を購入する際に、ちょっと聞いてみたいことや、不安や疑問を解消することができます。使用している農薬のことや、レシピの相談などをしてみましょう。青果店で野菜を買うときに、お店の人とやり取りをするような感覚で使うことができます。
さらに、商品を味わった後は、「ごちレポ」の投稿も。味の感想や意見を伝えたり、料理の写真を投稿することができ、生産者さんがこれに返信をしてくれます。初めて注文する人にとっては、このようなやりとりをチェックできると、購入する際の参考になりますね。
今食べたい、旬の野菜と生産者さんをピックアップ
うちやま農園《新潟県 南魚沼市》
ちょいワル椎茸 1kg 【収穫後3日以内】
※通年にかけて注文できますが、在庫がなくなり次第終了となります
毎日の収穫で出てしまう、規格外のしいたけ。その名も、“ちょいワル椎茸”。軸がなかったり、裂けていたり、カサ部分に欠けやキズがあったり、カサが開ききっていたり……。でも、味も香りも抜群です。完全無農薬で栽培され、国産の広葉樹を菌床にしているため、焼いた瞬間に広がる香りや、口にした時の旨味が濃いのが、うちやま農園さんのしいたけの特徴です。
ちょいワル椎茸を手がけるのは、「うちやま農園」の内山さん。新潟県南魚沼市にある米農家の5代目で、魚沼産コシヒカリの米作りのかたわら、菌床しいたけの栽培も手がけています。
くさか農園《茨城県 行方市》
さつまいも【A品B品ミックス】茨城県行方市特産さつまいも(紅はるか)☆土付き
※8月下旬頃から4月上旬頃まで注文できますが、在庫がなくなり次第終了となります
※「A品」と「訳あり商品」がミックスされたもとがお手元に届きます
※10月のみ繁忙期のため、土付きでの販売。また、発送は週1日~2日
「くさか農園」さんから届くのは、鮮やかな発色の紅はるか。収穫後すぐの紅はるかは、糖度が上がっていないので甘さは控えめ。甘さが控えめながらも、ほくほく食感のさつまいもを味わいたい方にはぴったりの商品です。冬になると、今度はしっとりねっとりとした食感のさつまいもが販売される予定。同じ品種でも、時期によって食感が変わるので、その違いを楽しむのもおすすめですよ。
さつまいもの名産地・茨城県行方市で、先祖代々でお芋農家を営む「くさか農家」さん。
既存のルートでは”規格外”として流通できない訳あり商品も、品質や味はまったく変わりません。さつまいもは箱買いして、少しずつゆっくり味わえるのもいいですね。
のぐちファーム 《長野県 安曇野市》
【冷蔵タイプ用】のぐちファーム安曇野産☆季節の野菜セットハーフ5〜7品目
※4月頃から12月頃まで注文できますが、収穫が終わり次第終了となります
「のぐちファーム」さんの野菜は、標高700mと寒暖の差が大きい土地で育てられ、自然の甘みが強いのが特徴。色鮮やかな野菜が多く、箱を開けた時の感激もひとしおです。
種類が多すぎて、どの野菜にしようか迷ったときは、「旬のお野菜セット」を。「のぐちファーム」さんの野菜セットハーフは、その日に採れた旬の野菜を5〜7品を選んで送ってくれます。無農薬・減農薬野菜なので、葉っぱに穴があいていることもありますが、それがおいしさのサイン。
のぐちファームを営むのは、2015年に東京から安曇野市に移住されたご夫婦。野菜作りは、インスタグラムで日々チェックすることもき、野菜への深い愛情が感じられます。
産直アウルでは、スーパーや青果店では手に入らない野菜を、自宅にいながら手軽に購入することができます。ぜひ一度、産直アウルのサイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。
産直アウルのサイトはこちらより。
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